昔からの幼馴染に突然の片想い。相手に彼女ができたからこそライバル心を煽られて恋人になれた話。

昔からの幼馴染に突然の片想い。相手に彼女ができたからこそライバル心を煽られて恋人になれた話。

【性別】女性
【職業】(恋人同士になれた時)
大学生

【自分の年齢】(恋人同士になれた時)
20歳

【相手の年齢】(恋人同士になれた時)
20歳





【出会い】
相手とは小学校で出会い、一緒に遊んだりする、幼馴染の男友達でした。
特に好きという感情もなく、進学を重ねて疎遠になった時期もありました。
第一印象も特に印象に残るものはなく、子供の頃はよく遊んだなという印象が大人になってもありました。




【好きになった人について】
同級生で、出会いから大学生になるまでずっと同じ学校でした。
背がかなり高く、180以上あります。
顔はイケメンという程ではありませんが、健康的な日焼けをしているスポーツマンという印象です。
周りからは変わり者だとか面白い人だと個性的な部分をキャラとして容認されているという感じです。




【好きな人のパートナー】
好きな人には彼女がいた

【その恋敵について】
同じ大学で、当時全く知らなかった同級生の女性です。
女友達の噂で彼女の存在を知り、「誰?」と全く分からなかったことを今でも思い出します。
女友達からあの人と言われ、その時に姿を見て初めて知りました。
付き合って数か月程度でしたが、かなり仲良さそうに笑い合っている姿も見たことがあります。




【当時の関係性】
相手とは学校で顔を合わせる程度で、話をすることもほとんどありません。
周りの人も「○○君と仲が良いね。」と言っていたのは小学生の頃ぐらいで、大学生になった頃には私たちが仲が良かったことすら知らない人が大半を占めていた状況です。
会った時に挨拶をするのも気まずいと感じる部分があり、お互いそれぞれの友達と一緒にいるため、挨拶もせずすれ違うことが多かったです。
噂話がよく流れてくるため、彼の状況については詳しく知っていました。




【好きになったきっかけ】
彼女ができたと聞いた時です。
これまでなんとも思っていなかったのですが、急に悔しい気持ちになりました。
恋愛感情というよりは、自分の所持品を誰かに盗まれたという気持ちの方が強く。
「なにあいつ。
悔しい。
見返してやる。」
という念がありました。
自分でもこれまで何とも思っていなかった男友達に対してそういう感情を抱くことに全く理解ができず、戸惑いました。
やっぱり私はあの人が好きなんだなと受け入れるまでに少し時間がかかりました。




【当時の心境】
1年程度は自分の気持の混乱に悩み、どうすれば解決できるのか考えた期間でした。
ノートのすみに自分の気持ちを書き綴ったり、友達に相談したりと特に何も進展がなければ一人で悩み続けるという状況が続きました。
悩んでいる間にも彼女との仲が進展することを考えた時にもどかしさと不安がありました。




【相談した人】
彼と私とのことをよく知っている昔からの付き合いの女友達を頼りました。
相談した時に「私はあなたのことが好きなんだと思っていた。
久々に会った時にそういう素振りがあったから。」
と言われ、私が彼との関係で優位なことを伝えて応援してくれました。




【恋愛のための行動】
がむしゃらに相手の家を訪ね、連絡先を訊くということを頑張っていました。
不在の時もありましたし、あまりにもしつこく門前払いをされたこともありました。
自分でもこんな方法で上手くいくのかと心配だった反面、女友達が付き添って手伝ってくれたのが唯一の支えでした。
気まぐれで家に上がれる日もあり、その時には熱烈にアプローチをした記憶があります。
家に上がれる日が2割程度。
後の8割は留守だったり、サークルが入っていたりで時には何時間も家の周辺で待っていたこともありました。
相手の家に行って不在だった時に時間を費やしたことがかなり無駄だったなと思います。
連絡先の入手が難しかったのと、これしか方法がなかったということで頑張っていましたが、しんどかったです。




【恋人になれたきっかけ】
彼に恋人ができてからの1年は戸惑い期間、1年はアプローチ期間。
3年目にしてようやく恋人になれました。
彼にアプローチを続けた結果、身体関係になり、それから交際が始まったという感じです。
彼の家を何度も訪ねることを繰り返し、年に数回自宅に行って彼女との交際の進み具合や恋愛話を持ちかけたりとアピールを続けました。
女友達と一緒に自宅を訪ねたこともあり、私の魅力を間接的に伝えてもらったりという応援もありました。
露出の多い服を着たり、真冬でも薄着をしたりと最後の方は誘惑に力を入れました。
彼女とは私との交際後すぐに別れました。
もともと冷めていた部分があったそうで、私との新しい恋に盛り上がったタイミングで彼から別れを告げました。

【好きになってから恋人になれるまでの期間】
2年




【その後の元パートナー(恋敵)】
別れた後、学校を卒業し、遠い都会へ引っ越しました。
その後はアパレルの仕事をしたりと多忙な日々を送っている様子です。




【簡単に言うと・・・】
恋人になれたけど、今はもう別れた

【現在の関係】
恋人になって1年足らずで別れました。
身体関係から恋人になったということで、「本当にこれで良かったのか。」という思いが拭えませんでした。
彼女と別れたことを知った途端、これまであった彼への思いも薄くなっていくのを感じました。
なんであの時あんなに必死になっていたんだろうと冷静になり、卒業を機に別れることを選びました。



【当時の自分へのアドバイス】
恋心というのはいつ、どんなタイミングで発生するのか自分でも予測不可能なものです。
だからこそ、恋心を感じた時には冷静に客観視できるぐらいの余裕をもって状況を考え直すことも必要です。
相手のパートナーに対して迷惑となる恋心であれば潔く身を引く方が自分にとっても幸せになれる選択肢であることは事実です。
必要に応じて諦めも肝心。