心の傷を埋めてくれた彼女は友人の恋人だったけど構わず奪った話

心の傷を埋めてくれた彼女は友人の恋人だったけど構わず奪った話

【性別】男性
【職業】(恋人同士になれた時)
大学生

【自分の年齢】(恋人同士になれた時)
19歳

【相手の年齢】(恋人同士になれた時)
20歳





【出会い】
大学の先輩でした。
私は18歳、相手は19歳、同性の友達の家に遊びに行ったときに、その友達の恋人ととして出会いました。
第一印象は明るい人だなあという印象。
相手は自分のことを弟のような感じで優しく受け入れてくれていたように感じます。




【好きになった人について】
外見はあまり派手ではなく、化粧もしていないようでした。
性格は明るく、おしゃべりをするのが好きなタイプで、友達も大勢いました。
同性の友達からの信頼も熱かったようです。




【好きな人のパートナー】
好きな人には彼氏がいて、半同棲のような生活をしていました。

【その恋敵について】
友人同士だったのでよく知った関係でした。
付き合ってからは半年程度で、仲はまあふつうでした。
外見はそんなに派手ではない感じです。




【当時の関係性】
当時は友人という関係ながら、割となんでも話す関係でした。
恋敵も含めて3人で遊ぶことが多かったように思います。
好きな人はなにかと私のことを気にかけてくれていたので、もしかしたら少しは好きでいてくれてるのかな、と思ったりもしました。
でも、自分には他に好きな人がいたので、友人の恋人と付き合おうという気持ちはありませんでした。




【好きになったきっかけ】
好きだった人(略奪した人とは別の)に振られたことです。
寂しくなって、優しくしてくれていたその人のことを好きになりました。
傷心の私のことをよく気遣ってくれて、いっしょにいることが多くなりました。
友人を介さずに二人で会う頻度も増え、関係はますます親密なものになっていったと思います。
二人だけでカラオケに行ったり、といったこともありました。




【当時の心境】
この人さえいればほかになにもいらないという心境でした。
周りの人間関係はすべて崩壊してしまいましたが、それでもいいと思いました。




【相談した人】
相談した友人はいました。
そういうのはやめたほうがいいという反応でした。
それで、ああ、やっぱりわかってくれないんだなと思って相談をやめました。




【恋愛のための行動】
自分の精神性をよく理解してくれるように振る舞ったと思います。
もともと私の深いところをよく理解してくれるような人だったので、飾らず自然体でいるように心がけました。
自分をよくみせようとしても見透かされるので、そういったところは無駄だったかなと思います。
もちろん、恋敵である友人はあらゆる手を使って邪魔をしてきました。
しかし、もともと相手が私の方を好きだったということもあったのか、その妨害工作はかえって二人の熱量を盛り上げることになりました。




【恋人になれたきっかけ】
二人でいたときに、一線を越えてしまったことです。
結果的に、というか、流れで、というか、恋人として付き合うことになりました。
寂しい心、孤独な胸の内をしっかりと相手に伝えることができたのが、結果として共感を得ることに繋がったのではないかと思っています。
あとは、相手の好みに自分も共感した、といったこともあるのかもしれません。
面白いと思うマンガや、映画など、感性のようなところも非常に近く、それに関して話し合うととても盛り上がることが多かったです。
いろんな作品について語り合ううちに、心の距離も少しずつ近くなってきたのではないかと思います。
いっしょに出かけることも、効果があったかもしれません。
水族館に行ったりもしたのですが、水族館ではとても親密になった気がします。

【好きになってから恋人になれるまでの期間】
二ヶ月くらいだったと思います。




【その後の元パートナー(恋敵)】
その後、私達の関係のことでかなり深いキズを負ったようでしたが、
しばらくしたら何事もなかったかのように別の人と付き合い始めました。




【簡単に言うと・・・】
恋人になれたけど、今はもう別れた

【現在の関係】
恋人になってからは10年以上経っています。
しばらく付き合っていましたが、徐々に心の距離が離れていきました。
お互いほんとうに好きだったのではなく、たまたま心の隙間があって、それを埋め合わせていただけだということに徐々に気づき始めたのです。
相手はまた別の相手からアプローチされていたということもあり、しばらくするとその人と付き合うことになったので、私とは別れました。



【当時の自分へのアドバイス】
すべてを失ってまでその人と付き合うということを当時は選択したわけですが、
果たしてそこまでするメリットがあったのか、ということをあらためて問いたいです。
ほんとうに好きで好きでたまらなかった、というのであればすべてをなげうってでもそこに邁進していいのだと思いますが、
そこまででもなかったのなら、もっと別の選択もあったのではないか、と今にして感じます。